さくらももこが乳がんの民間療法を受けた病院は小林麻央と同じ?いつから闘病?

8月15日に亡くなったさくらももこさんは、乳がんが再発した後、仕事を優先するため民間療法を受けていたそうです。小林麻央さんが通っていた病院に通院していたという情報も出てきました。いつから闘病していたのか、標準治療を受けなかった理由、病院はどこなのか探ってみました。

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発症したのは2011年

さくらももこさんが最初に乳がんと診断されたのは東日本大震災の直前だったそうですので、7年前の2011年になりますね。

当時は40代の半ば、乳がんの好発年齢ですよね。

がんの宣告を受けた直後に大震災を目の当たりにして大変衝撃を受け、ギャグ漫画なので自粛したのか、連載を2週休んだそうです。


(出典:フジテレビ)

病気が発覚したすぐ後に、東日本大震災(2011年3月11日)が起きた。さくらさんは、直後は作品中では触れるべきではないと考えたが、震災1週間後、まる子が花畑の中で涙を浮かべながら「きっと大丈夫だよね。日本も」と語る内容の4コマ漫画を新聞に描いた。その後2週間、新聞の連載を休んだ。さくらさんはその時期が本当につらかったと振り返っている。(出典:女性セブン)

 

7年前から闘病されていたなら、2年前にまる子の姉「さきこ」役の水谷優子さんが乳がんで亡くなった時、すでにさくらさん自身も乳がんだったのですね。

さぞかし辛かったことと思います。

40代でがんと診断されれば、誰しも「なぜ私が」と思ってしまいますよね。

当初は抗がん剤治療を、再発後は民間療法を受けた

さくらさんは最初に乳がんを発症した時は、手術を受け、抗がん剤治療も受けていったんは落ち着いたそうです。

その時の抗がん剤治療の副作用がきつかったため、さくらさんは自分には抗がん剤治療は合わないと思い、再発した時は民間療法を受けることにしたのだそうです。

「乳がん発症時に使用していた抗がん剤の副作用が、相当辛かったようで、身体にも合わなかった。そのため、仕事に支障がないようにと民間療法を試すようになったのだと聞いています。そうこうしているうちに、取り返しのつかない状態にまでなってしまったようです。

良いと聞けば資料を集め、気に入ると全国の民間療法施設に出かけたりしていたようです。民間療法で器具を用いて波動の測定をしたり、食事療法のアドバイスなども、熱心に取り組んでいたようです」(出典:週刊女性)

 

さくらさんは仕事熱心で、仕事を休みたくなかったのでしょう。

休むためには病気であることを公表しなければならないでしょうから、それを嫌ったのかもしれません。

しかし、命にかかわることですから、ここは休業して治療に専念してほしかったですね。

さくらさんはスピリチュアルなものにハマっていたと言われ、自宅の仕事部屋にもピラミッドパワーが集まるという帽子があったり、パワースポットによく出かけたりしたそうです。

関連書籍も部屋に山積みになっていたとか。

切除手術は受けても、抗がん剤は使わないとご自分で決めていらしたのです。その代わり、民間療法や自然療法でも良いものがあると聞けば、全国各地に飛んでいきました。四国での治療には私も何度か同行したこともあります。『バイオレゾナンス』というドイツ発祥の治療法です」(出典:女性自身)

 

高松にバイオレゾナンス療法で有名な若葉クリニックという病院があり、そこの患者さんがピラミッドパワーについて手記を書いていましたので、この病院かもしれません。

もっとも、さくらさんは旅行を兼ねて全国あちこちのクリニックへ行っていたとのことなので、治療を受けていたのはひとつのクリニックだけではないと思いますが。

バイオレゾナンスとは

バイオレゾナンスは代替治療のひとつで、体に共鳴を与えることによって自然治癒力を高める療法なのだそうです。

自由診療なので、健康保険はききません。

バイオ(生体の)+レゾナンス(共鳴)のことであり、
ある特定の共鳴を体に与えることにより、
体のエネルギーの測定とトリートメントが行えるものです。
どんな物質でも、原子レベルでは振動をしており、それにより波動を出しています。
従って物質にはそれぞれ固有の周波数が存在することになります。
同じように、人間の体にも臓器など固有の周波数があることがわかっています。(バイオレゾナンス学会員のサイトより)

 

見るからに怪しいですね(^^;

西洋医学で余命を宣告されたステージ4の患者さんがこの治療で治ったなどと、たくさんの症例が紹介されていました。

これを見たら、がん宣告された患者さんは遠方からでも通いたくなってしまうかもしれませんね。

本も出ていました。


(Amazonより)

小林麻央さんが通っていた民間療法の病院、「表参道首藤クリニック」は業務停止命令を受けたことでも話題になりました。

佐賀県にバイオレゾナンス医学会というものがあり、何十万円か払って会員になるとバイオレゾナンス治療を行うクリニックになれるようです。

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標準治療は「並みの治療」という誤解

さくらさんがそうだというわけではありませんが、「標準治療」という言葉を誤解している方がおられ、「標準的、イコール並みの治療」と思ってしまい、自由診療ならもっと高度で効果的な治療が受けられるのではと思ってしまう方がいるらしいです。

標準治療は、「現時点で,患者さんに最も効果が期待でき,安全性も確認された,最善の治療」ということなのです。

乳がんの治療には,手術などの外科療法,ホルモン療法や抗がん剤などの薬物療法,放射線療法などがあります。実際に個々の患者さんで治療方針を決める際は,それらの中から適切な治療を組み合わせて決めていきます。
ひと昔前までは,担当医や各施設が独自のやり方で治療法を決めることも少なくありませんでした。
ただ,最近では乳がん治療の研究が進んだ結果,最適な治療法は一人ひとりの患者さんで異なるということがわかってきました。
そして,専門家が世界中の研究の成果を集めて,有効性と安全性を確認し,現時点で最善の治療として合意したものが「標準治療」です。
標準治療は,一つだけとは限らず,複数の治療法が示される場合もあります。(出典:日本乳がん学会「患者さんのための乳がん診察ガイドライン」)

 

マスコミなどでよく「画期的な新治療法が発見された!」などと報じられるとそれと同じ治療を希望する方がいるようですが、あれはあくまでも研究が始まった段階であって、臨床試験も行われていなければ国の認可も受けていませんので、まだ人がその新しい治療を受けることはできないのです。

医師に普通に勧められる治療が、現時点のその人にとって最善の治療だと言えるでしょう。

容体悪化してから虎ノ門病院へ?

さくらさんは今年夏ごろから急激に悪化して、東京都心にある自宅からすぐ近くにある総合病院に入院したそうです。

そこは、小林麻央さんも通院していた病院だそうです。

麻央さんの時に、港区にある乳腺外科のある大病院と報じられましたが、該当する病院は数件しかなく虎ノ門病院なのではないかと噂されています。

市川海老蔵さんも治療を受けたことのある病院なのでその可能性が高いということです。

再婚した夫とはすでに離婚していた?

さくらさんは前のご主人、宮永氏と離婚した後、2003年にイラストレーターの うんのさしみ さんと再婚したことが伝えられていますが、そのご主人ともすでに離婚しているのではないかという噂が広がっています。

それは、あるファンクラブサイトでうんのさんについて、さくらさんの「元夫」と書かれていたからだそうです。

そして気になるのは、さくらさんの最期を看取ったのはご両親と息子と報じられていることです。

最期は、静岡から上京して都内の自宅で一緒に暮らしていたご両親や20代半ばになった息子さんらに看取られたそうです。(出典:女性セブン)

 

ご主人がいるなら、真っ先に書くはずですよね。

とても良い方だったようなので、離婚しているかどうかにかかわらず、善き人生を送っていただきたいです。

 

まとめ

さくらももこさんが民間療法を受けた病院は複数あるようですね。

そのひとつは、関係者の方が四国の病院と述べておられるので若葉クリニックの可能性が高いです。

さくらさんがヘビースモーカーだったことから、タバコが原因と決めつける評論を見ましたが、全くタバコを吸わなくてもがんになる人はいます。

がんになるには遺伝的な要素とかいくつもの要因があるので、一概にタバコのせいと決めつけることはできませんね。

小林麻央さんと同じ病院は総合病院の方だそうですので、民間療法を受けた病院が同じかどうかは断定できなそうです。

どのような治療を選択するかは人それぞれの生き方ですのでとやかく言うことはできませんが、欲を言えば、まだ若い息子さんのためにももっと長く生きてほしかったです。

ご冥福をお祈りいたします。

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