グランドスラムで日本人初の優勝者となった大坂なおみ選手に日本でも海外でも注目が集まっていますね。大坂なおみ選手の父親の意外な職業や家族構成、両親のなれそめ、国籍選択の理由、日本語力など気になることを調べました。
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父レオナルドさんはハイチでは映画監督だった!
父親のレオナルドさんのハイチでの職業は、なんと映画監督・プロデューサーだったそうです。
2006年に「Selfish Love」という映画で監督兼プロデューサーを務め、2009年に「Hard Times」で監督を務めています。
「Selfish Love」の方には、まりさんとなおみ選手も子役として出演しています。
まりさんの役名は「アリシア」で、なおみ選手は「レイチェル」で、主人公の娘の役でした。
この映画の予告編動画がありました!
ハードワーカーで良き父でもある企業家の主人公が、家庭では全く別の顔を持っていたというドキュメンタリータッチの物語だそうです。
予告編動画がアップされていたのですが、消されてしまったようです。
代わりにサムネをどうぞ^^
両親の出会いの場は日本だった
大坂なおみ選手の父親は、ハイチ共和国出身のアメリカ人で、フルネームはレオナルド・レオナルド・マキシム・フランシスさんです。長いですね(^^;
レオナルド・フランシスさんと略されていることが多いようです。
お母様は北海道根室市出身の日本人で、大坂環(たまき)さん。
レオナルドさんが日本の英会話学校で講師をしている時に、環さんと出会ったそうです。
黒人の彼氏とつきあっていることがわかって、父親はすごく怒ったそうです。
その父親、つまりなおみ選手の母方のおじいさんは、大坂鉄夫さんというお名前で、北海道の根室漁業協同組合の組合長です。
まさか娘が外国人と結婚するとは思わなかったのでしょう。
そのため、夫婦は大阪へ移り住み、そこでなおみ選手のひとつ年上の姉、まりさんとなおみ選手が生まれました。
これは日本のキッズルームでしょうか。幼少期のまりさん、なおみ選手の貴重な写真。
(Pinterestより)
ちなみに、なおみ選手の日本での住民票は、今もこのおじいさんと同じ根室市にあるのだそうです。
その後、なおみ選手が3歳の時に一家は日本を離れ、フロリダに移り住みました。
結婚を反対されたため、環さんはお父さんと10年以上会わなかったそうです。
そんなおじいさんも、今では孫娘が誇らしくてたまらないことでしょうね。
なおみ選手が全米オープンで優勝した瞬間は、奥さんとテレビ観戦しながら涙を流したそうです。
インタビューでは「まだ実感がわかない」「今後も健康で頑張ってほしい。2020年の東京オリンピックでも優勝してほしい」と語っていました。
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姉まりさんは日本語が流暢
姉のまりさんもプロのテニス選手ですが、残念ながらランキングでは妹に後れを取っていますね。
でも、日本語力はお姉さんのほうが上で、流暢な日本語を話すそうです。
なおみ選手は、「日本語で話すのは苦手だけど、言われていることは理解している」のだそうです。
日本語能力を伸ばすべく、オフシーズンには日本語の練習をしているのだとか。
教材はYouTubeやドラマだそうです(笑)。
話すのは苦手でも、書くのは結構上手なようです。
名前が「大坂なおみ」なワケ
日本名を名乗っているのは、「日本ではそのほうが生活に便利だったから」だそうです。
なおみ選手が3歳になるまで大阪に住んでいたそうですが、お母様の苗字にしておいたほうが、部屋を借りたりするのに便利なので日本名にしたそうです。
これってスッゴクわかります。
当サイト管理人の友人・知人に国際結婚の方が多いんですが、ご主人のカタカナ苗字を日本で名乗ると、
「電話で名前を告げても何度も聞き返される」
「どのような字を書かれますか?などと聞かれる」
「個人名を告げているのに、会社名と間違えられる(押し売りと思われている?!)」
といった具合に、日常生活に何かと混乱がつきまとうようです。
日本に住んでいる間は、日本名にしておいた方が生活上ラクだったのでしょうね。
そして、アメリカに住めば日本名でも問題ありません。さまざまな民族の集まる国家ですからね。
テニス国籍を日本にした理由
大坂なおみ選手はまだ20歳なので、日本とアメリカの両方の国籍を持つ二重国籍です。
テニス選手としての国籍はパスポート上の国籍とは別なのですが、大坂選手は日本を選択しています。
お父さんの考えもあって、スポンサーがつきやすい日本の方を選んだそうです。
大坂選手のようにチャーミングで日本人の血をひいていて有望な選手を、日本企業は放っておかないでしょうね。
大坂選手は、日本と同じように父親の故郷であるハイチも自分のルーツとして強く意識していて、多文化のバックグラウンドを持っているために「あまりアメリカ人という気がしない」と語っています。
まとめ
多文化のバックグラウンドを持つコスモポリタンな大坂なおみ選手は、国籍にはあまりこだわっていないようです。
ポケモンオタクで、自由時間にはゲームをするのが大好きとか。
姉のまりさんと大の仲良しで、試合で遠征するとまりさんと離ればなれになるのが寂しくて、FaceTimeでしょっちゅう会話しているという寂しがり屋な一面も。
サーブのスピードは女子の歴代9位というパワフルさ。
でも、最大の魅力は日本でも海外でも愛される飾らない人柄ですよね。
これからもしびれるような試合と天然なスピーチのギャップで、話題をさらってほしいです。
大坂選手のイケメンコーチ、サーシャさんに関する記事はこちらをどうぞ。