キンプリ(King & Prince) 岩橋玄樹 活動休止原因のパニック障害の症状、治療法は?

人気グループKing&Prince(キンプリ)の岩橋玄樹(21)さんがパニック障害のため芸能活動を休止すると発表し、ファンの間に嘆きの声が広がっています。パニック障害の症状、原因と治療法、またパニック発作を克服して復帰された著名人などをまとめてみました。




パニック障害ってどんな病気?

パニック障害とは、「パニック発作」「予期不安」「広場恐怖」を三大症状とする病気で、日本人の100人におよそ1人が発症すると言われています。

病院に行っていない人も多いので、実際の割合はもっと高いのではないかとも言われています。

突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、そのために生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。

このパニック発作は、死んでしまうのではないかと思うほど強くて、自分ではコントロールできないと感じます。

そのため、また発作が起きたらどうしようかと不安になり、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。

とくに、電車やエレベーターの中など閉じられた空間では「逃げられない」と感じて、外出ができなくなってしまうことがあります。

パニック障害では薬による治療とあわせて、少しずつ苦手なことに慣れていく心理療法が行われます。

無理をせず、自分のペースで取り組むことが大切です。周囲もゆっくりと見守りましょう。
(出典:厚生労働省メンタルヘルスサイト)

パニック障害になりやすいタイプは、
「几帳面・完璧主義」
「心配性・内向的な性格」
などが多いと言われています。

パニック障害はなぜ起きるの?

太古の昔から、人間は危険な場面に遭遇したときには交感神経を活発にさせて、敵との闘いに備えたり危険を避ける行動を取れるようにしてきました。

しかし現代では、実際には危険な場面ではないのに危険な場面と脳が誤解してしまって誤作動を起こし、神経の異常な興奮を起こして過呼吸などの発作となってしまう方々がいます。

これがパニック発作です。

パニック発作を起こすきっかけとしては、過労、睡眠不足、ストレスなどがあります。

岩橋さんは、小学生の時に受けたいじめが原因で長い間パニック障害を患ってきたそうです。

逃げられない状況下におかれると、自分の感情を上手くコントロールすることができなくなるのだそうです。

今年5月にCDデビューしたばかりですが、デビューしたことで症状が重くなってしまったようです。


パニック障害の3大症状

◆パニック発作とは◆
パニック発作は、突然激しい動悸、息苦しさ、めまいなどの症状を起こす発作です。

「自分はこのまま死んでしまうのではないか」などと考え、救急車で病院へかけつける方もいます。

しかし症状は病院に着いたころにはほとんどおさまっていて、検査でも異常なしで帰宅になります。

しかし、数日を置かずまた発作を繰り返します。


◆予期不安とは◆
パニック発作を繰り返すことで、また発作を起こすのではないかと心配になってしまう状態を予期不安といいます。

パニック発作は時間と共に治まりますが、一度治まった後もしばらく時間をあけて繰り返すことがあります。

すると、パニック発作を起こしていないときであっても、またあの発作が起きるのではないかと心配になります。

また、「発作を繰り返していることで仕事を失うのではないか」などと悩むようになり、病気自体がストレスとなって病気を悪化させる悪循環となっていきます。


◆広場恐怖とは◆

「広場」という名前がついていますが、これは「広場へ行くのが怖い」という症状の患者がいたことからこのように名づけらたもので、過去に発作を起こした場所に行くことを恐れる症状を言います。

そこから逃れられない、あるいは助けが得られないような場所や状況を恐れたり、避けたりする症状です。

そのような場所や状況は広場とは限りません。

一人での外出、乗り物、人混み、行列に並ぶ、高速道路、美容院、歯科医の診察台、劇場、会議などがあります。

●死んでしまうのでは               
●誰も助けてくれない
●発作時にすぐに逃げ出せない  
●何か重大な病気では 
●人前で取り乱して恥をかくのでは     
●他人に迷惑をかけるのでは

発作が起きたときすぐに逃げられない場所や状況すべてが恐怖の対象と言ってよいでしょう。

芸能人の場合、コンサートや番組収録、生放送などは、すべて「逃げられない状況」ですものね。

電車に乗ると症状が出る方もいます。

各駅電車なら発作が起きないが、快速だと発作が起きてしまうという方もいます

快速だと具合が悪くなってもすぐには降りられないけれど、各駅ならどの駅で降りてもいいと思えるから安心できて、発作が起きないというわけですね。

また、コンサートやお芝居の観劇などで、列の真ん中のほうの座席だと怖くて座れないけれど、すぐに席を立てる端の席なら大丈夫という方もいます。

パニック障害の治療法

薬物療法(投薬)と認知行動療法が中心となります。

投薬では、神経の興奮を抑える薬を処方されたりします。

認知行動療法とは、これまで避けていた環境にあえて自分の身を置くようにして、発作を起こすことなく行動できたらそれを自信にしていき、少しずつ行動できる範囲を広げていく方法です。

しかし、パニック発作の治療は一朝一夕で終わるものではありません。

薬物療法と認知行動療法を両輪として、継続的に治療を行っていくことになります。

治療期間も人それぞれです。





パニック障害を克服した主な著名人

■結城アンナさん■
ご主人は岩城滉一さん。
元祖ハーフモデルで、最近はグレイヘアが素敵なシニアモデルとして再ブレイク中のアンナさんですが、18歳の時に突然呼吸ができなくなったりすごく疲れたりするようになったそうです。

当時はパニック障害という病気がよく知られておらず、病院に行っても原因がわからず恐怖におびえる日々だったそうです。

健康的な食事を手作りしたり規則正しい生活を送ることで、自ら克服したそうです。

■長嶋一茂さん■
一茂さんは、2軍落ちした30歳の頃にパニック障害を発症したと告白されています。

過呼吸、めまい、失神とフルコースの症状だったようです。

現役を引退して、好きなことに打ち込んだら回復したそうです。

■円(まどか)広志さん■

「とんでとんで~♪」のヒット曲で知られる円広志さんは、独立をきっかけにパニック障害になり、めまいや動悸などで15年も苦しんだそうです。

「50までも生きられないのでは」と思ったこともあったそうです。

自分がすべて背負わなければという気負いを捨てたことと休業したこととで、健康を取り戻したそうです。

■大場久美子さん■
呼吸ができているのに空気が吸えてないという焦りと、動悸があったそうです。

8年に渡って治療を受けて克服したそうです。

■IKKOさん■
独立して、思うようにスタッフが育たなかったことがストレスとなってパニック障害を発症してしまったそうです。

入院するほどの重度の過換気症候群とめまいに悩まされたそうです。

緑の多い公園をウォーキングしたり、ペットの犬と過ごすことで回復したそうです。

■中川家・剛さん■
剛さんも特急や急行でパニック発作が出るタイプだったそうです。

「コンビを組んでいた弟に迷惑をかけるので、自分が辞めたほうがいいのでは?」などと考えたこともあったようですが、弟さんに打ち明けたことで病気とうまくつきあえるようになったそうです。


(出典:フジテレビ)

まとめ

パニック障害が自然と治ったという方もいますが、一般的には「治す」というより、「病気とつきあってやっていく方法を身につける」「考え方を変える」と言った方がいいかもしれません。

時には「頑張らない勇気」も必要と言いますからね。

パニック発作は命にかかわる発作ではないので、周囲の人も冷静に、でも温かく見守ってあげたいですね。

ご本人が言っているように、早い段階で治す機会を得られてかえってよかったかもしれません。

上にもあげたように、パニック障害を克服して復帰されている芸能人の方もたくさんいらっしゃいますので、ゆっくりと治してまたステージに戻ってきてほしいですね。




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