ドナルド・キーン先生のお別れ会日程は?郵送でも記帳できる?オリジナルグッズも

ドナルド・キーン先生のお別れ会や記帳所を訪れたい方が多くいらっしゃいますのでまとめてみました。記帳所のある北区中央図書館への行き方やコレクションの様子もご紹介します。遠方の方は郵送やFAXでも追悼メッセージを送ることができます。



追悼番組

NHK総合 3月8日(金)25時35分~27時05分
『ドナルド・キーンさんを偲んで 100年インタビュー▽愛する日本人とともに生きたい』

京都銀閣寺でのロングインタビューを収録したものだそうです。





お別れ会は4月10日 青山葬儀所にて

ドナルド・キーン先生の養子のキーン誠己さんはブログで、2月27日にお通夜を、28日には告別式を親族と親しい友人のみで行ったことを公表していらっしゃいます。

一般の人が参列できるお別れ会の詳細が発表されました。下記のとおりです。

日程:4月10日(水)一般の献花は午後3時から4時まで

場所:青山葬儀所(東京都港区南青山2-33-20)

キーン先生は、北区西ヶ原に40年にわたりお住まいになり、北区の名誉区民や北区アンバサダーに選ばれています。

コロンビア大は9月にドナルド・キーン追悼式典を予定

コロンビア大サイトによると、コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センターが9月にキーン先生の追悼式典を執り行うとのことです。

アメリカでは9月が新学期の始まりですので、入学式、始業式などの行事とあわせて盛大に行いたい考えなのでしょうね。

キーン先生の先生の追悼式典の場所としてこれ以上ふさわしい場所はないでしょう。

記帳所の場所は?

一般の人が記帳やメッセージを残せる場所を探してみました。

ドナルド・キーン・センター柏崎と北区の中央図書館にメッセージを託すと、お別れ会会場へ届けていただけるそうです。

新潟県柏崎市「ドナルド・キーン・センター柏崎」1階に記帳所が設けられており、メッセージが残せます。

尚、記帳所には入れますがセンターは3月末まで冬季休館中で2階の見学はできないそうですので、ご注意ください。

「ドナルド・キーン・センター柏崎」は、キーン先生がニューヨークで暮らしていた当時の住まいをブルボンがスポンサーになって、柏崎市にそっくり移設したものです。

養子のキーン誠己さんによると、「天井が少し低いことを除いてはそっくり」だそうです。

柏崎市市役所のロビーに記帳台がもうけられているそうです。

キーン先生は中越沖地震で被災した人たちを励まそうと柏崎で初めての江戸時代の古浄瑠璃の復活上演を実現させました。

その縁で柏崎市と交流を続け、柏崎市の名誉市民に選ばれています。

草加市役所西棟1階ロビーにも記帳台がもうけられているそうです。

キーン先生は昭和63年に草加市で開催された「奥の細道シンポジウム」の基調講演に登壇されたことをきっかけに「奥の細道文学賞」の選考委員を長年務められていたそうです。

東京都北区中央図書館滝野川図書館に「ドナルド・キーン氏追悼コーナー」が設置され、キーン先生へのメッセージを残せます。

ドナルド・キーン・コレクションコーナー

ドナルド・キーン・コレクションコーナーのある北区中央図書館に行ってまいりました!

北区中央図書館には、キーン先生が寄贈した本や絵画が「ドナルド・キーン コレクションコーナー」として展示されています。

書斎風に整えられた空間に先生が寄贈された本がぎっしりと収納されていて、幼少期の写真や安部公房から贈られた色紙なども展示されていました。

先生が書き込みや線を引いた本を実際に目にすることができて、先生の熱心な仕事ぶりが目に浮かぶようでした。

研究用と思われる本も多くありましたが、先生のご趣味かなと思うような本もありました。

一例を挙げてみますね。

「跳ぶが如く」の文庫本全巻
「ナボコフ万華鏡」

瀬戸内寂聴さんの「奇縁まんだら」

ジェイムス・ジョイスの「ユリシーズ」

もちろん、先生自身の著書もありました。

北区区民でなくても見学が可能です。

入り口に備え付けられているノートに「都内・北区・その他」のいずれかに丸をつけて入室時間を記入し、出る時に退出時間を記入するようになっています。

また、先生の少年時代の愛犬ビンゴをイラストにしたかわいいオリジナル・グッズも販売されています。


(出典:北区中央図書館)

クリアファイル(デザイン違いの青とピンク)のほかに、エコバッグもあります。


(記帳所の様子:北区中央図書館サイトより)

北区区民でなくてもメッセージを託せるのですが、図書の利用はできません。
基本的に北区区民のための施設ですので、行かれる方はご迷惑にならないようにご配慮をお願いします。

北区中央図書館へのアクセス

JRまたはメトロの王子駅から徒歩12分くらいです。

ちょっとわかりにくい場所にあるので、初めて行く場合はコミュニティバスが便利です。

王子駅北口の「北とぴあ(ほくとぴあ)」というコミュニティセンターの向かいがコミュニティバスの停留所になっています。

「北とぴあ」はこんな看板が前に立っているのでわかりやすいです。

停留所の看板はこれです。

4つ目の「中央図書館前」で降りてくださいね。
料金100円で、PASMO、SUICAが使えます。

ただし、本数が20分に1本しかないのでご注意ください。

路線バスの方がいいという方は、路線バス7番停留所の国際興行バスの「赤羽駅西口行き(赤50)」で4つ目の「南橋」から徒歩3分くらいです。

駅まで戻るのはわかりやすいので、帰りは歩くのもいいですね。




郵送でもメッセージが送れる

柏崎市も北区も遠くて行かれないという方もいらっしゃると思います。

柏崎市と北区で残せるメッセージカードは共通のもののようです。
また、柏崎市ドナルド・キーン・センターに郵送かFAXで送ればお別れ会会場へ届けてくれるそうです。

東京都北区中央図書館様との連携でメッセージカードもご用意いたしました。
お預かりしたメッセージカードは、後日開催されるお別れの会へお届けいたします。
どうぞキーン先生へのお別れのお言葉をお届けにお越しください。

なお、このメッセージカードは郵送・FAX でも受け付けております。
メッセージカードの印刷はドナルド・キーン・センター柏崎ホームページに戻り、<メッセージカード PDF>より印刷ください。(引用:ドナルド・キーン・センター柏崎サイト)


お墓は?

お墓は北区内の浄土宗のお寺にあります。

著書によると、キーン先生は2013年から墓地を用意されていたそうです。

住職が畳一畳分の広さを勧めたところ、キーン先生は小さい方が自分にふさわしいからと、半畳分の墓地を選ばれたそうです。謙虚ですね。

墓石の上半分には愛犬ビンゴの姿が刻まれ、下半分にはキーン家の紋章である象のデザインがほどこされているそうです。

まとめ

アメリカでは日本への関心が文学から経済に移っており、日本研究の専門家を育てるのも厳しい状況だそうです。

キーン先生の死によって、日本文化研究が下火になってしまうのではないかと危惧している研究者もいるようです。

コロンビア大のドナルド・キーン日本文化センターには、日本企業などが多額の寄付をしているそうです。

キーン先生が尽力された日本学が、過去のものにならないように願っています。



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