ナカイの窓打ち切り理由は断捨離の無断使用だった!裁判の可能性も!

人気番組「ナカイの窓」が3月に終了しましたが、その本当の理由は「断捨離」という登録商標の無断使用だったと報道されています。現在権利者と調停中で、訴訟になる可能性もあるそうです。中居くんはこの件を知らなかったそうです。



「断捨離」は登録商標。番組側が無断使用

いまや新しい片付け術としてすっかり定着した「断捨離」ですが、じつは昔からあった言葉ではなく、やましたひでこさんという女性が発案し、特許庁に登録した商標です。

「断捨離」は、ヨガの教え「断行・捨行・離行」から着想を得て生み出され、「モノヘの執着を捨てること」がコンセプトの片づけ術、および考え方のことです。

「ナカイの窓」のスタッフはそのことを知らなかったらしく、権利者のやましたさんに無断で「断捨離の窓」というコーナーをつくり、このコーナーは2回放送されました。

やましたさんの「断捨離」のコンセプトは、

「モノへの執着を捨て、身辺をキレイにするだけでなく、心もストレスから解放される行動技術」

でしたが、番組の「断捨離の窓」は、「断捨離」という言葉を拡大解釈して世の中にあるムダと思えるモノを断捨離しようという企画でした。

無断だった上に、言葉の使い方が少し違っていたんですよね。



やましたさんのクレームを番組側が取り合わず、弁護士沙汰に発展

やましたさんが番組に「断捨離」はやましたさんの登録商標であることを指摘し、用語について丁寧に説明したそうですが、番組側はまじめに取り合わなかったそうです。

やましたさんにとって商標を取るほど大切な言葉ですから、軽い意味や間違った意味で使ってほしくなかったわけですね。

しかし、番組側が真摯に対応しなかったために双方が弁護士を立てて話し合うこととなりました。

調停がうまくいかなければ、訴訟になる可能性もあるとのことです。

商標権の侵害は、10年以下の懲役刑や1000万円以下の罰金刑、あるいはこの両方が科され、逮捕もあり得ます。

軽々しく考えるべきではありませんでしたね。


やましたさんはどんな活動をしている?

やましたひでこさんは「クラター・コンサルタント」という肩書で活動されています。

やましたさんのプロフィールをご紹介します。


(公式サイトより)

経歴:東京都出身 石川県在住 早稲田大学文学部卒業

大学在学中に入門したヨガ道場で、心の執着を手放す行法哲学「断行・捨行・離行」に出会う。

その後、この行法を日常に落とし込み片付け術として応用提唱する。

2001年よりクラター・コンサルタントとして「断捨離セミナー」を開催。

DVDブックも販売されています。


(公式サイトより)

年齢、性別、職業を問わず幅広い層から圧倒的な支持を得ています。

著書もベストセラーが複数あります。

「新・片づけ術 断捨離」(マガジンハウス)
「新・生き方術 俯瞰力」(マガジンハウス)
「新・ココロの片づけ術 自在力」(マガジンハウス)
などシリーズ累計300万部を突破。
(出典:公式サイト)

購入者の声の一部をご紹介します。

断捨離はとても有名で、雑誌などに取り上げられています。
以前は、そのような特集記事などを読んで
「収納術よりも、こちらの方が私に向いてそうだな」
と思い、何度かトライしました。

片付けた直後はモノが減り、心もお部屋もスッキリしたのです。
ですが、また数日たてばなぜかたくさんのモノに埋もれる自分。

そこで目にとまったのがDVDです。
「なぜ片付けても、すぐまた元通りになってしまうのか?」
という言葉が心に止まりました。

DVDには、ただ単なる片付けの方法だけではない
心の問題を読み解くヒントがたくさんありました。

しっかりと自分と向き合う事の大切さを教えていただきました。
ただの片付けではない、しっかり自分自身と向き合い
新しい自分に生まれ変わるための第一歩として進む術があると思います。(公式サイトより引用)





他の番組や出版社とはトラブルなし

「断捨離」はさまざまなテレビ番組で紹介されていますが、他の放送局や出版社はやましたさんの権利に留意し、「断捨離」の言葉の意味も勝手に変えたりすることなく紹介しているため、トラブルは起きていないようです。

中には日テレの他の番組もありました。

日テレが、というより、たまたまこの番組のスタッフが権利関係について軽く考えていたのかもしれませんね。

どのような目的で「断捨離」という登録商標を使用したいかを事前にやましたさんに説明し、許可を得ていたらこの問題は起きなかったのです。

やましたさんから指摘を受けた時に、真摯に対応しなかったのもまずかったですね。

やましたさんは「断捨離」の商標を6つ取得

商標は「区分」と呼ばれる商品・サービスの種類ごとに出願します。

特許庁サイトで確認したところ、やましたひでこさんは「断捨離」の商標をさまざまな区分で異なる時期に出願したようで、6件の商標が登録済みで、さらに1件を出願中でした。

登録商標の中には「番組の制作・放送」も含まれていますので、完全にアウトですね。

商標は出願するのにも費用がかかりますし、登録に至った後も毎年所定の額の印紙代を特許庁に納めなければなりません。

やましたさんは、本気でビジネスをされているからこそそれだけの費用をかけたのでしょう。

それを第三者に無断で使われたのでは黙っていられませんよね。


類似商標が多数登録されている

特許庁サイトを見てわかったことですが、やましたさん以外の個人や企業によって、「断捨離」という言葉を含む商標がいくつも出願されていました。

はっきり言って、やましたさんの「断捨離」の人気にあやかろうとしていますね。

その中で、登録に至っているものには次のものがありました。

「断捨離ガーデン」
「断捨離オフィス」
「Dan-sha-Ri」
「断捨離ヒーリング」

出願はされているものの、まだ審査途中であったり無効審判中のものには次のようなものがありました。

「断捨離 だんしゃり」(無効審判請求中)
「断捨離ホームステージング」(審査待ち)
「タイガーエレファント∞断捨離バスターズ・リユースセンター」(審査待ち)
「タイガーエレファント・断捨離バスターズ」(審査待ち)
「断捨離」(審査待ち、第三者による出願)

無効審判を請求しているのは、やましたさんではない第三者です。

登録商標を持っていても模倣しようとする会社がこれだけあるのですから、競争が激しく、気が抜けない世界なのでしょうね。

そんな状況の中で、「ナカイの窓」問題が起きてしまったということですね。

中居くんは知らされていなかった

MCの中居くんは、「ナカイの窓」終了の本当の理由がこの「断捨離」権利者との法的トラブルだったことを知らされていなかったそうです。

スタッフの確認ミスで番組がひとつなくなってしまったことを知り、中居くんは激怒しているのだとか。

後継の番組は「ナカイの窓」ほどは視聴率がよくないそうです。



まとめ

「ナカイの窓」の番組終了の理由は「断捨離」という登録商標を無断使用した結果、権利者とトラブルが発生したためである可能性が高い。

現在調停中で、裁判に発展する可能性もある。

無断使用はスタッフの確認ミス。

MCの中居くんは、商標の無断使用が番組終了の本当の理由であることを知らなかった。

テレビ局が一個人の権利を軽視しがちなのはよく語られることですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。