1年後に迫ったオリンピックメダルのデザインが発表されました。421人の中からみごと作品が採用された川西純市さんの経歴や大学、デザイン事務所、受賞歴、顔画像を調べてみました。
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川西純市さんプロフィール
(出典: https://japan-designers.jp/profile/465/)
名前の読み:かわにし じゅんいち
出身:大阪府
学歴:大坂芸術大学芸術学部美術学科卒業
年齢:51歳
職業:サインデザイナー
現職:サインズプラン 代表 (2006年~)
他の肩書:
公益社団法人日本サインデザイン協会 理事
大阪デザイン団体連合 理事
五輪メダルのデザインが採用された川西さんは、大阪でサインズプランというデザイン事務所を経営され、主に公共空間、医療施設・商業施設等のサインデザインに携わられています。
川西さんの事務所のサイトによると、学生時代は画家の道を志していて、抽象絵画という分野で学ぶうちに記号を使った表現の面白さに出会ったそうです。
阪神大震災以降デザインで生計を立てようと思い、インテリア、グラフィックなどさまざまなデザイン分野の業界を経験した後、サインメーカーの設計デザインという分野で仕事をされるようになったそうです。
サインデザインって何?
サインデザインと言われてもどういうものかピンと来ない方がほとんどだと思います。
私もグラフィックデザインとどう違うのかよくわからなかったので、調べてみました!
サインとは
たとえば、駅の中でのりばを探すために吊り下げられた表示を見たり、デパートでは案内図によって売り場を探したり、病院では診察科を探したり、学校では教室を探したり…。
そんなときみなさんが目にする表示や案内図、実はそれらはすべて「サイン」なのです。
店の前に出ている看板、施設などで見かける禁煙のマークやトイレを表す人の形の図記号もまた「サイン」です。
(出典:公益社団法人日本サインデザイン協会サイト)

(出典: https://japan-designers.jp/profile/465/)
単なる標識ではなく、美観や機能性を兼ね備えた誘導サインをデザインするのがサインデザインなんですね。
今の時代、商業施設などはサインのデザインひとつで売り上げや集客が変わってくるので、とてもやりがいがあるのだそうです。
確かに、こういったロゴマークや案内板がおしゃれだとぐんと高級感が増して、
「この病院ならよさそう」
「ここでお買い物したい」
という気分になりますよね^^
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川西純市さんの受賞歴は?
川西純市さんの受賞歴の一部をご紹介します。
和歌山信愛中学校・高等学校サイン計画
サインデザイン奨励賞、関西地区デザイン賞
(出典: https://www.sign.or.jp/)
甲南大学 岡本キャンパス 甲南インフィニティコモンズ
日本サインデザイン賞 入選
五輪メダルのコンセプト
今回のメダルは、金、銀、銅とも、使用済み携帯電話などの “都市鉱山” から取り出したリサイクル材料でつくられるそうです。
どこから見ても光る美しい光の反射が特徴で、
「光と輝き」「アスリートのエネルギー」「多様性と調和」の3つの思いが込められているのだそうですよ^^
しかも、歴代最重量なのだとか!
東京五輪が決まってから、携帯電話から取り出した金、銀、銅を着実にためてきたのでしょうね。
さすが日本、という感じです。
表面はIOCの規定で、ギリシャのパナシナイコ競技場に立つ勝利の女神 “ニケ像” が描かれています。
これなら世界の人々にも気に入ってもらえそうですね。
【メダルデザイン発表】
東京五輪での金、銀、銅メダルのデザインが発表されました。
デザインは3種類とも共通で、周囲を不規則に加工することで「光の輪」を表現しました。https://t.co/3hK5pZoKSy— 産経ニュース (@Sankei_news) 2019年7月24日
SNSでは、形があのお菓子に似ていると話題になっていますw
東京五輪メダル、近似値 pic.twitter.com/kPcIxRrZ5y
— 人間味 (@rmo_sx) 2019年7月24日
まとめ
五輪メダルをデザインされた川西純市さんは、大坂でデザイン事務所を経営され、商業施設や医療施設などの誘導サインのデザインを手掛けられています。
大坂芸術大学を卒業後、さまざまな分野のデザインを経験された後、サインデザインに従事されてきました。
多数の受賞歴をお持ちで、業界団体の理事も務められています。