米朝首脳会談の共同声明は肩すかし 非核化期限なく拉致問題は盛り込まれず

米朝首脳会談が終わってトランプ大統領と金正恩(キム・ジョンウン)委員長が共同声明に署名しましたが、その中身のなさに失望が広がっています。非核化に努力するというだけで期限を定めず、安部総理に約束した拉致問題は会談で話題にはしたものの、共同声明には盛り込まれませんでした。

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壮大にぶち上げた線香花火

エンゲージリングにたとえて言えば、ゴージャスに装飾されたティファニーの箱をいただいて、中身はどんなだろうと期待してあけてみたら、カラ箱だったってところでしょうかね(^_^;)

トランプ氏の事前のtwitterだけでも、「歴史的な」とか「素晴らしい1日になる」とか「世界のために」とかいう言葉が飛び交ってましたからね。

「完全で、検証可能な、不可逆的な非核化」
が最大の目標だったはずが、終わってみれば共同声明に盛り込まれたのは

・非核化に関する約束を再確認
・ミサイルエンジンの試験場を取り壊す
・北朝鮮の体制は維持
・米韓軍事訓練は中止

ということだけ。



トランプ氏は会見で成果を強調してましたが、記者に
「『完全で、検証可能な、不可逆的な非核化』はどうなったのか」
とつっこまれ、
「時間が足りない。1日しかなかったんだ」
と逆切れするシーンもありましたね(^^;

首脳会談は正味半日だけ。
実際は、その前にほとんど段どられていたのでしょうね。

だからキム・ジョンウンは前日に余裕で観光に行けるんですよね。

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・非核化に関する約束を再確認
 ⇒今までも何十回も約束してきましたが?(*_*)

・北朝鮮の体制は維持
 ⇒キム・ジョンウン大喜び

・米韓軍事訓練は中止
 ⇒トランプ氏は、以前から金のかかる演習を中止したかった。よい理由が見つかった

・ミサイルエンジンの試験場を取り壊す
 ⇒いつものように、老朽化した施設を1個破棄するだけ

・拉致問題
 ⇒安倍総理のつきあいで会談中に話題にしただけ。共同声明には盛り込まなかった

・早い時期に平壌かホワイトハウスで次の会談を
 ⇒中間選挙前にもう1度会談をやって点稼ぎしたい

共同声明はケーキの上のイチゴ

そもそもトランプ氏は、「何かに署名したりすることはないだろう」と言っていましたよね。

1回の会談で大きな成果をあげられそうにないことは、トランプ氏にもわかっていたのでしょう。

でも、パフォーマンス好きのトランプ氏は、やっぱりかっこよく共同声明に署名してさらにショーアップしようかな!と思ったのでしょうね。

ちなみに、メディアでは日米首脳はこの間会ったばかりなのに電話会談した!と騒がれていましたが、日米や日韓の首脳がちょこちょこ電話で会談するのは、進捗状況を教えあっているだけであまり大きな意味はないらしいです(笑)。

ネットの声




1ヶ月くらい前にパックンが、
「『いつまで』っていうのを言わないからなんとでも言える。
そうすれば、実現は自分が大統領を引退した後でもいいんだから、ど素人でも言える」
みたいなことを言っていましたが、さすがパックン、その通りでした。

あともうひとり、というかもう1箇所大喜びしたのはシンガポール観光局でしょうね。

今回シンガポールは、北朝鮮側のホテル費用を肩代わりしたり、警備費用などで20億円くらい負担しているそうですが、会場となったセントーサ島のPRになるので元は取れるらしいです。

米韓軍事訓練中止なら、ひとことで言えば、日本にとっては38度線が対馬あたりに移動してくるのと同じですよ。

さらに、「非核化の費用は日韓が支援せよ」と言われていましたね。

歴史的な瞬間!・・・とのん気にしていていいんでしょうかね(–)

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