20人以上毒殺か 連続点滴中毒死 元大口病院勤務の容疑者逮捕 久保木愛弓(31)<画像あり>

2016年に横浜市の旧大口病院(現横浜はじめ病院)で点滴に消毒液が混入され入院患者2人が連続して不審死した事件で、逮捕された元看護師は久保木愛弓(くぼき・あゆみ)(31)とわかりました。「20人以上殺した」と供述している模様で、警察は大量殺人事件の可能性もあるとみて捜査しています。

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横浜市の点滴連続中毒死事件で、殺人容疑で逮捕された久保木愛弓容疑者(31)が「何度も点滴に消毒液を入れた」と話していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。(引用:共同通信)

久保木容疑者は容疑を認める供述をし、「申し訳ないことをした」と警察に述べているとのことです。

20人以上殺したと供述しているとの報道もあり、大量連続殺人に発展する可能性も出てきました。

容疑者 久保木愛弓プロフィール


(出典:NHK)

年齢:31歳

住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉5丁目28番21号ボナール末吉2階

職業:無職(元看護師)

大口病院勤務時の勤務場所:4階

容疑:西川惣蔵さん(享年88)に対する殺人容疑

逮捕の決め手:久保木容疑者の看護服のポケットだけから消毒薬の成分が検出されたこと

久保木愛弓名義のFacebookは確認できませんでした。
引き続き調査していきます。

容疑者宅周辺の地図



2ヶ月で50人死亡

2016年、神奈川県横浜市・旧大口病院で入院患者の中毒死が連続して発生。

旧大口病院は、もともと重篤患者を優先的に引き取る施設であるため、複数の患者が同じ日に亡くなるのは珍しいことではありませんでしたが、一度に亡くなる患者が集中しすぎていたので注目され始めました。

また、亡くなった患者が特定の階に集中していたことも不審に思われました。

『大口に入ったら死ぬ』という噂も流れるようになりました。

一部報道によると、「4階だけで2カ月間に50人が死んだ」という証言もあるそうです。


逮捕に時間がかかった理由について

容疑者特定に時間がかかった理由について、警察は、

・病室に監視カメラがない
・消毒液や点滴のある場所にかぎがかかっておらず、誰でも取りに入れる状態だった

そのため、特定が難しかったことを挙げています。

事件のあらまし

2016年9月18日
入院患者の西川惣蔵さん(享年88)が謎の死を遂げた。

2016年9月20日
その2日後に、別の入院患者の八巻信雄さん(享年88)=横浜市港北区=が亡くなり、投与されていた点滴が泡立っているのに看護師が気づいた。

病院は当初、西川さんの死因を「病死」と判断していたが、あらためて県警が遺体を司法解剖した結果、2人の体内からは消毒液「ヂアミトール」に含まれる界面活性剤の成分が検出され、中毒死と判明した。

また、八巻さんが投与を受けていた点滴袋の中にも「ヂアミトール」が混入されていた。

事件に使われていない未使用の点滴袋にも、ゴム栓部分に小さな穴が開いているものがあり、一部からやはり同じ成分が検出された。

これにより、薬物による「殺人」と判明。

すでに火葬された患者が多く、司法解剖はこの2件しか行われていない。

神奈川県警は殺人容疑で特別捜査本部を設置し、捜査を進めてきた。

老衰による心不全と見せかける目的か

犯人は、点滴の中に消毒液を溶かして少しずつ血中濃度を高めていく方法で、老衰による『心不全』と誤診させる目的だったと見られています。

少しずつ消毒液の血中濃度が上がっていくので、自分が患者の元を離れた後に患者の容態が悪化するように時間を稼ぐもくろみがあったのではと推測されています。

点滴袋は外部の者が入室できない場所に置かれており、県警は注射器の扱いに慣れた医療関係者の関与を視野に捜査を続けていましたが、これまで犯人の特定にはいたっていませんでした。

「犯人が早く捕まってほしい」などと話していた

容疑者の女は、事件後、複数回にわたり各社のインタビューに応じ、「犯人が早く捕まってほしい」「自分が犯人といわれて悲しい」などと話していました。


(出典:NHK)

【産経とのインタビュー】

「発覚してからショックを受け続けている。一部のマスコミから私が犯人じゃないかという情報が流れた。その理由が、私が『変わり者』ということらしく、他人の飲み物を飲んじゃったり、なんだかんだと言われたりしている。そんなことはやっていないのに、誰がそんなことを言ったんだろうと思っている。患者さんが病院で殺されてしまうということ自体がショックで悲しかった。それに加えて、私が犯人じゃないかと疑われて…。みんなが自分をそういう目で見ていたのかなと思うとすごくショックだ」

「早く捕まってほしい。事件当初は自首してくれないかなと願っていた。ただ、ここまで自首しないということは、おそらく、今後もすることはないだろうから…」

「立て続けに変なことが起こるので、やはり防犯カメラを付けてほしいと。そしてまず、何かが起きたときにちゃんと警察に入ってもらって、丹念に調べてもらったほうがいいということ。そうじゃないと、『自分たちも仕事をしていて怖いよね』という話が出ていた」

「仕事はまだしていない。一度、看護師として再就職したが、結局いろいろあって続かなかった。一度看護師から離れようと思って、別の職種で仕事を探している。ただ、なかなか見つからない」

「内部で誰が、というのはなかった。ただ一度、事務長による関係者の事情聴取が行われたあとに、看護部長から、看護師の一人を名指しで犯人とする報告があった」

「話はそこで終わり。その看護師は、ペットボトル事件の被害者で(殺人)事件が始まる直前に退職した。病院が証拠物を隠してしまったため、警察に対応してもらえなかった。その看護師は『だったら病院で犯人を見つけてくれ』と(病院側に)訴えたが、対応してもらえなかった。それで、『このままじゃ、信用できないから』と言って退職された」
(引用:産経ニュース)


元同僚の証言

元同僚は、
「おとなしい人だった。まじめに仕事をしていた」
「誰かとトラブルを起こすようなこともなかった」

と語っていますが、事件後の久保木容疑者の様子について

テレビの報道が流れた時に たいへん動揺していたと聞いた」
「ずっと画面を見て凝視して立ち尽くしていた」

とも語っています。

事件を起こす人は、普段はまじめでおとなしかった、というパターンが多いですね。

大口病院は改称

事件後の2016年12月末、旧大口病院は入院病棟を閉鎖して入院患者の受け入れを中止。
外来診療のみ続ける。

病院は事件後、事件当時に在職していた医師や看護師らを全員解雇し、職員を刷新。
入院患者の受け入れ態勢が整う。

2017年12月 連続死のイメージ払拭のためか、病院名を「横浜はじめ病院」と改称

2018年2月 横浜市の現地確認を受けて、入院患者受け入れ再開。

事件後の改善策
・消毒液は色のついたものを使用
・点滴は施錠して管理、看護師2名で確認して取り出す

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旧大口病院(現・横浜はじめ病院)の場所

神奈川県横浜市神奈川区大口通130
JR横浜線「大口駅」西口徒歩3分

横浜はじめ病院の公式サイトはこちら。



動機は病院の体制や上司への不満か

詳しい犯行動機はまだ明らかになっていませんが、容疑者はインタビューの中で、
「病院の管理体制がずさん」
「看護部長はスタッフを好き嫌いで判断する」
などと病院への不満を語っており、そうした病院への不満が患者へ向かった可能性も考えられます。

「死亡した際の説明が苦手だった」と供述しているとの報道も出てきました。
引き続き詳細を見守っていきます。

ネットの声

もし本当にひとりで20人以上殺害したのなら、おそらく女性による犯行としては戦後最大の事件となるのではないでしょうか。

(2018.7.10追記)
久保木容疑者が、
「患者が亡くなると家族に説明しなければならないのが面倒だった。自分が非番の時に亡くなるように細工をした」
という趣旨の供述をしていることがわかりました。

多くの人が日常的に亡くなる終末期医療の現場で、死というものに麻痺してしまった結果かもしれません。

小久保容疑者にとっては、殺人を犯しているという感覚がなく、「亡くなる時間をずらしている」程度の感覚だったのかもしれませんね。

そういった患者に関わる職業だからこそ、死というものの重みを認識してもらいたいものです。

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