麻原彰晃元死刑囚の遺骨神格化で新たなテロ警戒 子供の現在は

7月6日、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)の刑が執行され、今日遺体が火葬されました。麻原の妻と三女らが遺骨の引取りを希望していますが、警察は麻原から遺体は四女に引き渡すよう言われたとして拒んでいます。なぜ警察は四女に遺骨を引き渡したいのでしょうか。

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麻原は四女への引渡しを希望していた

松本元死刑囚は6日の執行直前、拘置所職員に、自身の遺体を四女(29)に引き渡すよう伝えていたと報道されています。

ところが、当の四女は「身の危険を感じる」として引き取りを保留したため、遺骨は当面拘置所で保管される見込みとなりました。

これに対し、麻原の妻と三女らは遺骨を引き渡すように強く抗議しています。


遺骨の神格化、勢力拡大の恐れも

麻原彰晃には、妻・松本 知子(現在は松本 明香里(あかり)に改名、旧姓・石井)との間に2男4女の6人の子供がいます。

そのほかにも愛人との間に15人とも30人とも言われる子供がいるとされるのですが、その子らは遺骨引き取りには関係しないのでこの記事では触れません。

普通の葬儀であれば、配偶者である妻が遺骨を引き取るのは当然かもしれません。

しかし、麻原を崇拝する者はまだたくさんいるので、遺骨が新たな信仰の対象となったり、墓地が信者の聖地となることを警察は恐れていると言われています。

しかし、麻原の妻と子らは過去に教団に深く関わっており、現在は脱会しているというものの、三女の松本麗華(まつもと りか)さんにいたっては、11歳にして正大師となり教団で麻原に次ぐ2位の地位を占め、後継者と目されていた時期もありました。

また、松本麗華さんは実名や顔を公開して著書やブログ、Twitterなどで発言しており、その中で被害者への謝罪は口にするものの、父親である麻原への思いを隠さず、オウムを100%否定していないなど、公安当局にしてみればいちばん遺骨を引き渡したくない相手であるに違いありません。

つい最近も麗華さんは、ツイッターで「オウムにもいいところはあった」などと発言して、多くの批判的なリプライを受けています。

物議をかもした発言はこの下。

好意的に解釈すれば、おそらく麗華さんは、幼い頃から教団内で育ったために、オウムが故郷とか昔の家のように感じてこのような発言になってしまうのだと思います。

もしくは、オウムの子として就学拒否にあったり、大学合格を取り消されたりした反発心がこんな形で出てしまうのかもしれません。
子は親を選べないので、そのことは大変お気の毒だったと思います。

しかし、

「物事は100かゼロではなくグラデーション」
「オウムには悪いところもあったがよいところもあった」

このような発言をしていれば、オウムを100%は否定していない人、きっかけがあれば元信徒たちと交流を持ってしまい教祖にかつがれてしまう人なのではと、警察、公安にチェックされてしまうのも不思議ではありません。

どのような父親であれ肉親の情があるのは当然ですし、麗華さんを責めることはできませんが、麗華さんはちょっと不用意な発言が多いような気がします。

また、麗華さんはブログで遺骨の引渡しを強く求めています。

一昨日7月7日、担当弁護士による数度にわたる交渉の甲斐あって、母、長男、二男、二女、三女5人の家族は父の遺体と短い時間、面会をして参りました。(引用:本人ブログ)

また、家族が一致団結していることも公安からすれば恐怖でしょう。
むしろ家族と断絶している四女の方が安心できると思うのは自然の流れではないでしょうか。

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「アレフ」の信者数1450人

オウムには3つの後継団体があります。

主流派
Aleph(アレフから改称)」オウム真理教の後継、麻原に絶対的帰依、信者数約1450人

「山田らの集団」内部対立によりアレフから分裂、山田美沙子代表、信者数約30人
※「山田らの集団」は公安調査庁による便宜上の呼称。

非主流派
ひかりの輪」麻原とは決別したと主張、上祐史浩代表、信者数約150人

このほかにも「ひとり信者」と言われる在家信者が多数いるとされています。
まだ麻原を崇拝している信者が多数存在するので、遺族とともに遺骨がそうした集団に渡り信仰の対象となることを公安は恐れていると思います。

また、教団が3つに分かれたため、この3団体の間で正当な後継者をめぐって争いが起きたり、最悪テロ化することも恐れているようです。

妻、次女、三女、長男、次男の5人が遺体引渡し求める


(出典:日本テレビ)

長女と四女を除く、妻、次女、三女、長男、次男の5人が署名付きで配偶者である妻に遺体を引き渡すよう法務大臣宛に要望書を提出しました。

旧名:松本 知子(現在の名前・松本 明香里)

59歳

代々木ゼミナールで麻原と知り合う。

教団内の地位:正大師、「郵政省」大臣

ホーリーネーム:マハーマーヤ → ヤソーダラー

妻として麻原を献身的にサポートしていたが、オウム真理教立ち上げ後は麻原の女性関係などで神経症を患ったり家出を繰り返した。

妻が現在アレフと関係があるかどうかについて、三女は「わからない」とインタビューで述べている。

長女

名前:不明

ホーリーネーム:ドゥルガー

教団内の地位:正悟師

1978年生まれ(39歳)

次女

名前:松本宇未さん(仮名)

ホーリーネーム:カーリー

教団内での地位:正大師

1981年生まれ(37歳)

宇未さんもTwitterやブログで父親への思いを披露したり、四女を批判している。

宇未さんTwitter

宇未さんブログ


三女


名前:松本麗華(まつもと・りか)さん

ホーリーネーム:アーチャリー

教団内の地位:正大師

35歳

著書『止まった時計 麻原彰晃の三女・アーチャリーの手記』出版

メディアにも数多く顔を出す。

麻原彰晃の精神状態では遺体の引取り人を指名することはできなかったはずだと主張している。

麗華さんTwitter

麗華さんブログ

四女

名前非公開
松本聡香(まつもと・さとか)というペンネームで、2010年に著書『私はなぜ麻原彰晃の娘に生まれてしまったのか』を出版

1989年生まれ(29歳)

ホーリーネームなし

教団内での地位:正報師

三女とまっこうから意見が対立しているとされる。

2017年10月に実父・麻原彰晃と実母・松本知子に対して相続廃除を申請。

現在は完全にオウムと断絶。

他の家族は信者から献金を受け取っていると批判している。

長男

1992年生まれ(25歳)
 
教団内での地位:皇子

就学拒否などによって2001年まで学校へ通えなかった。

次男

1994年生まれ(24歳)
 
教団内での地位:皇子
同じく初めは就学拒否に遭ったものの、協力者のおかげで学校へ通えるようになった。


四女が遺骨引取り承諾、報復テロしないよう懇願

(2018.7.10追記)

四女が麻原の遺骨引き取りを承諾しました。

滝本弁護士のブログを通じて、
「松本元死刑囚の最後の言葉の件につきましては、指名を受けた私自身が大変驚きました。
しかし、それは実父の最後のメッセージなのではないかと受け入れることにします。」
とのコメントを発表しました。

また、遠藤元死刑囚の遺体が教団に渡ったことを挙げて、遺体引取り人指定の話は「捏造などではない」としています。

後継団体信者らに対しては、
「もう麻原教祖に依存するのは終わりにしませんか。支配されるのは終わりにしませんか。」
「松本元死刑囚の罪を増やさないためにも、ご自分が人生をこれ以上台無しにしないためにも報復テロや奪還テロなど絶対にやめてください
今まで松本元死刑囚に従ってきても、これからを彼と心中する必要はないんです。」
と呼び掛けています。

オウムの子として就学拒否や差別に遭って苦難の人生を歩んでこられたことと思います。
聡香さんの希望通りになることを祈るだけです。

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