麻原彰晃の生い立ち 暴走のきっかけは目が見えるのに盲学校に転校しいじめっ子に

7月6日、オウム真理教の教祖である麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚(63)の死刑が執行されました。暴走には盲学校に転校した子供の頃にカギがありそうでしたので、家庭や生い立ちについてまとめました。

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普通小学校ではおとなしかった

1955年、熊本県八代市高植本町の畳職人の家庭の9人兄弟の第7子四男として生まれる。

父親は終戦後韓国から引き揚げてきた日本人で、当時の熊本の地場産業だった畳職人になるものの、畳の需要が落ちたのと子沢山とで家計は貧しかった。

麻原彰晃は先天性緑内障で、幼少期は左目は不自由だが右目は視力1.0あり「弱視」だった。

麻原彰晃の長兄が全盲で五男も弱視のため、長兄は水俣病の影響ではないかと疑い、役所に申請したが却下されてしまった。

1961年(昭和36年)4月、いったんは地元の普通の小学校に入学する。

普通小学校に通っていた間は、女の子とままごとばかりしているおとなしい子供だった

しかし、同年秋(6歳)に現在の熊本市中央区水前寺にあった熊本県立盲学校に転校し、寄宿舎に住むようになる。

この転校は、「盲学校の方が学費や宿舎代が無料になるから」という家計の事情によるものだったらしく、弱視ながら目が見えた麻原は普通学級へ通うことができたのに寄宿舎付きの盲学校へ入れられたことで「親に捨てられた」と強く不満を感じるようになる。

盲学校転校をきっかけに典型的ないじめっ子に

右目が見えた麻原は、全盲の子供たちより有利な立場であったため、勉強でも運動でも目立つようになる。

柔道を始め、高等部で二段を取得。(後に剥奪)
校内でバンドを組んでボーカルを担当。

力にモノを言わせて、自分より弱い立場の全盲の子供たちを暴力で支配して、子分扱いするようになる。

証言によると、
・小学校ですでに他の子供たちに隊員「1号」「2号」などと名づけて子分扱い。気に入った隊員にはほうびとしてお菓子を与えた。

・中学校では、「プロレスごっこ」と称して寄宿舎で同部屋の子供たちを無理やり闘わせたり、従わない者は自分で殴ったりした。

全盲の子供たちにおごらせたり、無理やり盗みをさせてその金で欲しいものを買ったり貯金までしていたというから驚きです。

盲学校時代から見られたカネと権力への執着

小学5年で児童会選挙の会長に立候補。

落選すると、「先生が投票しないように言ったのだろう」と職員室に言いがかりをつけに行った。

その時先生に「智津夫くんはみんなに好かれていると思うかい?」と聞かれ、お菓子を配って根回しをしていたので当選すると思ったと話したという(そのお菓子は他の子供から奪ったものだった)。

中学、高校でも選挙に立候補するが落選。

寮長の選挙にも落選する。

高校時代から「東京大学法学部卒の政治家となり、ゆくゆくは内閣総理大臣の座に就く」と発言し始める。

1975年3月 熊本県立盲学校卒業。

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衆議院議員総選挙の時も、自分をはじめオウムの信徒を大勢立候補させ、自信満々で「トップ当選すると思う」と語っていましたよね。

衆議院選挙後「不正があったと思う」などと言っていたのも、児童選挙で先生が落選させたのだろうと言いに行ったのとかぶります。

盲学校には6歳から20歳までいたそうです。人格形成のいちばん大切な時期と言ってもよいでしょう。

この期間を、目が見えるにもかかわらず盲学校で過ごしたことで、自分より弱い立場にある人間を簡単に支配できることに味をしめてしまい、その後の麻原ができあがったのかもしれませんね。

また、熊本大医学部を受験したものの失敗しています。

この挫折も、後に教団で自分より学歴面で優れた人間を手下にし服従させることで、学歴コンプレックスのバランスを取っていたのかもしれません。

これだけの問題児なら学校から親へ連絡がいっていたはずで、学校と親は面談などする機会はなかったのでしょうか。

また、就学奨励金は家へ送ってくれという依頼があったという話もあります。

盲学校から家に戻されたら困るので、問題から目をそむけていたのかもしれませんね。

13年間一度も会いに来なかったというのも、会えば「ここから出してほしい」と言われてしまうからなのでしょう。

おことわり

この記事は、盲学校の関係者や盲学校へ通われる方々を差別する意図はなく、麻原彰晃の特異な生育環境をご紹介する目的で記事にしました。

もちろん、弱視の方が盲学校へ通われると麻原のようになるわけではありません。
ご理解いただければ幸いです。

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