東京医科大学裏口入学 東京地検特捜部が佐野太次男からも事情聴取へ

文部科学省の佐野太容疑者(58)が東京医科大学が支援事業の対象になるよう便宜を図る見返りに、次男の入試の点数を加算させて合格させてもらったとして受託収賄の疑いで逮捕されましたが、東京地検特捜部は、家族ぐるみで接待を受けていた疑いで次男からも事情聴取する方向とのことです。

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一次試験から不合格だった疑い

東京医科大の入試は、一次がマークシート、二次が面接と小論文で構成されています。
マークシートは機械的に採点されるため、点数の“操作”がしにくいので、“加点”が行なわれるのは通常は二次試験です。

東京医科大関係者によると、佐野氏の次男は一次試験も不合格だったそうです。
毎年、一次試験の通過者が決まると、学内の教授会で氏名と受験番号、得点が明記された一覧表が配られます。

しかし今年の一覧表にはなぜか得点が記載されていませんでした。
一次試験の採点で、マークシートで自動的に弾かれた佐野氏の次男を無理やり通過させたため、得点が発表できなかったのではないかと言われています。

二次試験に加点をすることも許されませんが、もし一次試験で加点が行われたとすれば、今回さらなる一線を越えてしまったことになります。

度を越した親バカぶりと黒いファミリー

佐野容疑者は早大理工卒ですが、元々は医学部志望だったそうです。

そのため、医者への夢を次男に託したのかもしれません。

また、次男は高校で野球に打ち込んでいたため、大学でも野球部のあるところに進学させたかったと話していたそうです。

佐野容疑者はわざわざ地方である山梨への転勤を願い出るなど、山梨県知事出馬への土台づくりを狙っていたと言われています。

イベントを開催して息子をアイドルに会わせてやりたいと話していたそうですから、あきれますね。

佐野容疑者は元文部大臣の小杉元衆院議員の娘婿です。

政界進出に色気があったので、小杉元議員の娘と結婚したのだろうと噂されています。

その小杉元議員は、夫人(つまり、佐野容疑者の義母)が架空の投資話などで支援者らから計約1億8千万円をだまし取ったとして詐欺罪に問われ、懲役6年の実刑判決を受けています。

この時、小杉元議員の私設秘書も同じ罪に問われ、懲役4年6カ月の実刑判決を受けています。

夫人は「選挙が終わったら返します」などと言って拝み倒して借金して踏み倒していたそうなので、選挙資金に使われたのかもしれません。

世間からは小杉元議員に代わって妻がやったことだと見られていますし、少なくとも小杉元議員が何も知らなかったはずはありませんよね。

夫人の有罪判決を受けて、小杉元議員は議員辞職しています。

親子2代にわたってカネと権力欲のために逮捕歴がつくこととなってしまいましたね。

親の名刺を見せびらかすことも

 次男は成蹊高校を昨年卒業している。高校の同級生が語る。
「本人が自慢げに公言していたため、彼の父親がキャリア官僚だということは、たいして仲の良くない生徒でもみんな知っていました。親の名刺を見せびらかすこともありました」
 学業では飛び抜けたところはなかったようだ。
「成績は中くらいでしたが、優等生とはいえなかった。不真面目な態度で塾の講師に怒られた際、講師からのメールをツイッターに晒したこともありました。高校三年の時には、情報の授業で使うパソコンの課題提出フォルダにイタズラをして教師に注意されていた。そのとき逃げようとした拍子に教師とぶつかったのか、その教師が頭から血を流し、あたりが血まみれになって大騒ぎになりました」(別の同級生)(引用:文春)


「日本で一番幸せな浪人生」とツイート

次男のツイッターアカウントは現在は削除済みですが、その内容がネット上に流出し物議を醸しています。
「俺ら間違いなく日本で一番幸せな浪人生だわ、受験やめよっかな」(2017年11月9日)

今年のセンター試験の直前には、こんな呟きもありました。
〈センター16日前なのに俺セブ島で何してんだっていうね〉(2017年12月28日)

セブ島には、しばらく滞在していたという情報があります。
センター試験直前だというのに、うかると知っているから出かけたのでしょうね。

佐野太次男のFacebook


東京地検特捜部は、次男からも事情聴取の方針

東京地検特捜部は、家族ぐるみで接待を受けていた疑いで次男からも事情聴取する方向とのことです。

セブ島への旅費もどこから出たのか調べるとのことです。

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裏口入学20人出た年も

東京医科大では、臼井正彦前理事長(77)と鈴木衛前学長(69)に対する特捜部の聴取も連日行なわれています。

臼井氏と鈴木氏は特捜部の調べに、佐野の次男を不正に合格させたことを認めているといいます。

収賄側が逮捕されたのですから、贈賄側からも逮捕者が出る可能性もありますよね。

東京医科大では理事長職は2期4年までというルールがあったのですが、臼井氏はそのルールを自ら変更し、3期目を務めていたそうです。
学長の鈴木氏でさえ、臼井氏のイエスマンに過ぎないと言います。

まるで、日大の内田元監督と学長の関係を思わせる構図ですね。

受験者の合否を決めるのは入試委員会であり、臼井理事長は入試委員のメンバーではないにもかかわらず、合否判定に介入していたようです。

臼井氏は「指示書」と呼ばれる合格させたい受験生のリストを作成していて、そこにはコネの強さに応じて、三段階のランクが記入されていました。
その内容を知っているのは元学長の鈴木氏だけ。

鈴木氏は「採点表」と「指示書」の二つを見比べながら「この論文はよく書けているな」などと加点を提案すると、他の入試委員は何も反論できず加点に応じてしまうのだそうです。


過去には二十人以上の裏口入学者が出た年もありました。去年は『裏口入学の申込者が七十人くらいいて大変だ』という話を聞きました。去年の一般入試の定員は七十五人ですから、もちろん全員を受け入れたはずはないでしょうが……」(引用:文春)


問題となったブランディング事業は競争率3倍以上の狭き門

問題となったのは、独自の取り組みをする大学に助成金を支給する「私立大学研究ブランディング事業」。

『ブランディング事業』の対象校に選ばれると、年間2000万円から3000万円の補助金が最大5年間にわたって受けられます。

東京医科大は2016年度にも応募していましたが、選考には落ちました。

不正があったとされる2017年度は、188校の応募に対して60校が選ばれ、その中に東京医科大も名を連ねました。
同年、東京医科大には3500万円の補助金が交付されています。


東京医科大が裏口入学を受け入れたのはこれが初めてではなかったかもしれませんが、佐野容疑者の場合は、自分のカネではなく『ブランディング事業』の助成金という公金を賄賂として差し出した点が罪が重いですね。

東京医科大では裏口入学が常態化していて、『ブランディング事業』の3000万円がぜひとも欲しかったのでしょうね。

ネットでは、「次男が受かったせいで本来合格するはずだった人がひとり落ちた」という批判があります。

それと同時に、本来なら『ブランディング事業』の助成金を受けられるはずだった大学がひとつ落ちているのです。

全容解明が待たれます。

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