新幹線のぞみで3人刺される 容疑者は小島一朗22歳 自殺願望あり

6月9日午後9時50分頃発生した新幹線のぞみの車内で、3人が刺され、うち男性ひとりが亡くなった事件で逮捕された容疑者は、愛知県岡崎市の小島一朗容疑者(22)で、5ヶ月前に「死にたい」と家出していたことがわかりました。




事件の概要

6月9日午後9時50分頃、新横浜―小田原間を走行中の東海道新幹線「のぞみ265号(東京発新大阪行)」の車内で、乗客3人が刃物で襲われ、うち男性一人が首などを刺されて死亡しました。


午後9時47分ごろ、新幹線内の緊急ブザーが押されてのぞみは小田原駅で緊急停止しました。

午後9時50分ごろ「人が刺された」との110番通報があり、駆けつけた小田原署の署員が、切りつけたとみられる男を殺人未遂容疑で現行犯逮捕しました。

事件が起こったのは12号車で、12号車に乗り合わせた乗客がデッキに出て通報したとのことです。

凶器は斧のような刃物と言われており、3人が刺されて病院に搬送されましたが、うち男性1人が死亡、20代の女性2人が重傷を負いました。

目撃した人の話では、男は犠牲者に馬乗りになってメッタ刺しにしていて、周囲は血の海になったとのことです。

乗客は女性が多かったこともあって甲高い悲鳴で騒然とし、別車両に逃げ込もうとする乗客でパニック状態になったそうです。

男は調べに対し「新幹線の中で殺意を持って人を刺したことは間違いない」と容疑を認め、「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と供述しているとのことです。

容疑者について


(出典:朝日新聞)

氏名:小島一朗

年齢:22歳

職業:無職

出身:愛知県岡崎市

市内の病院の精神科に一時入院し、「自由に生きたい。それが許されないなら死にたい」などと親族に話していた。

今年1月に「旅に出る」と言って家出。

このため、東海道新幹線は、東京~小田原駅間の下り線(新大阪方面行)で運転を見合わせていましたが、10日00:50頃、運転を再開しました。




居合わせた乗客の本音に批判も

現場に居合わせ、つい「自分の子供だけは助かってほしい」という趣旨のツイートをしてしまった乗客に批判が集中し、現在このアカウントは削除されたようです。



これまでに新幹線で発生した主な事件のまとめ

1993年8月:のぞみ24号の車内で同僚と話をしていた男性が、後ろの席の客に「静かにしてくれ」と怒鳴られた後、刃物で突き刺され死亡。

2001年3月:のぞみ70号の車内で女が男性を刺す。

2015年6月:のぞみ225号の1号車で年金の少なさに絶望した男が焼身自殺。巻き添えで女性1人も死亡。
 →この事件をきっかけに、新幹線社内に防犯カメラが設置されることとなる

2017年5月:みずほ615号で男が「岡山に着きそうだったから」と雑誌に火をつける放火未遂事件発生。

2018年6月:のぞみ265号の車内で乗客3人が男に刺される。死者1名、重傷者2名。


日本の新幹線は安全性で有名ですが、車内で殺人や放火などさまざまな事件が起こっていますよね。

こういった事件が起きるたびに、新幹線に乗る前のセキュリティーチェックを強化するべきではという声が上がりますが、一方で、これだけ本数が多くて乗客も大量な新幹線で飛行機並みの荷物検査を行うことなどは、実現は難しいでしょうね。

小島容疑者の生い立ちについての記事はこちらをご覧ください




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